■SDGsとは
SDGs(エスディージーズ)とは“Sustainable Development Goals”の略で、国連における2030年までの「持続可能な開発目標」を意味しています。SDGsは17のグローバルな目標、及びそれらの目標を具体的に達成するために定められた、169のターゲットによって構成されています。これらの内容は、2015年の9月に行われた国連サミットにて採択された、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」という成果文書内において掲げられています。
「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」という社会を実現させるべく立てられたこの目標は、「経済」「社会」「環境」という3つの柱によって構築され、先進国・発展途上国問わず、すべての国が対象となっています。
■持続可能な社会形成のために
ヨコハマホールディングス株式会社の考え
当社は2008年の設立から現在に至るまで、太陽光発電やエコキュートなどのエコデバイスの普及に取り組み続けております。また、我々は訪問販売が主流であった太陽光発電を、webサイトによる集客専門の販売形態に遷移させた先駆者でもあります。webサイト集客の黎明期だった2008年当初から、そのスタイルを確立させてきた点においては、どの他社にも劣らないという自負があります。
太陽光エネルギーは、太陽からの恩恵です。そんなクリーンエネルギーの代表格である太陽光発電を販売することで、当社は日本におけるエネルギー自給率底上げの一端を担っております。また、太陽光発電の普及に尽力することは、おのずとカーボンオフセットに取り組むことにも繋がります。当社は常にその点に配慮することを忘れず、今後も地球への恩返しという義務を果たし続けてまいります。
ヨコハマホールディングス株式会社としてできること
個人レベルでできる社会貢献の積み重ねこそが、SDGsのスタート地点ではないでしょうか。個人個人の集合体が地域となり、自治体となり、会社となり、やがては社会となります。その個人個人の意識を高めることこそが、会社として世の中を変えることに繋がると信じ、当社なりにSDGsに取り組んでまいります。
当社の場合は、まず太陽光発電の販売を通し、再生可能エネルギーの普及に大きく関与することを、第一に見据えております。またその活動の中で、気候変動による環境破壊問題への対策にも、間接的に寄与していきたいと考えております。会社内部においては、別の観点からSDGsに取り組んでおります。従業員の働きやすさや生活環境の改善を第一に考え、ジェンダーに左右されない働きがいを、トッププライオリティとして掲げております。
持続可能な社会の実現に向けて、当社は今後もこれらの取り組みを継続してまいります。
■クリーンな未来のエネルギーを繋いでいきたい
太陽光発電普及に注力
我々の主力商品である太陽光発電システムは、住宅用をはじめ、いわゆるメガソーラーと呼ばれる大規模な地上設置型システムの販売・施工実績も豊富で、設置件数は累計20,000システムに登ります。また創業当初より住宅用システムとエコキュートを普及すべく、webサイト集客に特化し、業界最安値を掲げて販売してまいりました。より良い商品を最安値でご提案した結果、CS向上が顕著となり、設置済み顧客の方から多くのご紹介をいただくようになった結果、販売件数の増加に繋がりました。
独自開発した工法で作業効率化とCO2削減
地上設置型のシステムにおいて、当社はコンクリートの布基礎と呼ばれる、災害に非常に強い土台基礎を独自開発いたしました。また、パイル型と呼ばれる直接地面にスクリュー杭を打ち込む架台においても、工期を短縮させる工法を確立いたしました。これにより、重機の稼働時間を短くすることが可能となり、排気ガスの排出量を削減させることに成功しております。クリーンな未来のエネルギーを今後も普及させるのはもちろん、その設置工法においても開発・工夫を施し、CO2削減に対する意識を維持しながら、日々業務にあたっております。
品質と価格で絶対的な安心感を
当社は創業当初から、集客をwebサイトの活用に一極集中することにより、無駄な人件費を削減することに成功しています。メインサイトである「太陽光発電最安値発掘隊」という名称を体現すべく、業界最安値で太陽光発電を販売し続けております。また、販売実績が右肩上がりに伸びていく過程において、メーカーとの価格交渉にも成功しています。その差額分を利益に反映させるのではなく、販売額のさらなる低価格化に反映することで、他社の追随を許さず成長してまいりました。
グループ会社の強みと有効利用
横浜本社・名古屋支店・博多支店には、施工専門の子会社である「匠株式会社」を併設しております。グループ会社ですので施工費を抑えることが可能であり、こちらもまた最安値でお客様に提供することに寄与しております。匠株式会社の職人社員は、各メーカーの施工IDを取得している経験豊富な実力者揃いです。その確かな実績に基づいた丁寧な作業内容には、数多くのお客様からご好評をいただいております。また、匠株式会社の社員は当社社員と同じフロアで日々密な連携を取っておりますので、急な作業変更などにも迅速な対応が可能となります。どうぞ安心してお任せください。
■ひとりひとりのつながりが会社と社会を育む
多様性への理解が新たな価値観を生む
当社の社員は9割以上が中途採用で構成されておりますが、他業種で社会人経験を積んできた人材を採用することで、よりスピーディーに新規事業への参入が可能となりました。
設立当初、当社には地上設置型の太陽光発電システムを設計可能な人材がいませんでした。しかしそこで折れることなく、当社は建築・土木の経験者や設計者をいち早くヘッドハンティングし、社内にその技術力を取り入れていきました。その後は順次、技術と知識の継承を積極的に遂行するのはもちろん、各種資格の取得を社員に奨励。現在においてはプロフェッショナルの育成に成功しており、新規事業にも幅広く対応できる体制が確立されております。
技術と知識の継承、発展
2015年9月30日、当社はタイの不動産仲介大手センチュリー21(タイランド)と合併会社Yokohama Holdings Energy(Thailand)(以下yhe)を設立し、タイで太陽光発電システムの販売を開始しました。現地TOYOTAを始め、各社ディーラー社屋への太陽光発電設置を皮切りに、発電した電力を自己消費する工場に多数設置しております。規模は一件あたり100kW~3MWとなり、設立よりわずか5年弱で、約17MWの太陽光発電を設置してまいりました。設立にあたり、タイ人施工スタッフの研修を日本で3ヶ月行い、さらにその後は日本人電気工事士をタイに派遣し、高い施工技術を伝承しました。配慮の行き届いた日本の高い施工技術、東芝製のモジュール、日立製のインバーターといった日本品質をアピールした成果もあり、現地でご好評をいただいております。
女性とシニアが働きやすい環境づくり
他業種キャリアの採用を進めるにあたり、年々平均年齢は上がっております。実際、創業当初に33.3歳であった平均年齢は、2019年現在40.0歳になっております。一方、毎年ではありませんが、新卒・第二新卒の採用もしております。また、当社は女性社員の採用に力を入れており、男女比は1:1となっております。育児休業取得率は100%、育児休業後の復帰率は83.3%となっており、男女問わず取得及び復帰実績があります。さらに定年制を廃止しておりますので、60代以上の社員も若干名在籍しています。
ここ十数年で日本は、世界でもトップレベルの高齢社会になりつつあります。高齢化から来る介護問題解決への手がかりは、健康寿命にあると言われており、その健康寿命を伸ばすためには、リタイアせずに働くことだと論じる識者も少なくありません。当社は、20~60代までの社員が分け隔てなく意見をぶつけ合い、時には雑談や冗談を交えながらも、長年培った知識やノウハウなどの継承が可能な、幅広い世代がいきいきと働ける社風となっております。