冬の節電対策BEST10!快適に過ごしながら光熱費もカットしよう

節電・省エネ

一年の中で最も光熱費がかさんでしまう季節、冬。
節電したい気持ちはあるものの、「寒さに耐えられなくて結局毎年エアコンを使い過ぎちゃう…」という方は多いのではないでしょうか。
しかしいくつかのポイントさえ押さえておけば、冬場の光熱費を出来る限りカットすることも不可能ではありません。
ということで、今回は来るべき冬に向けて「特にコレはやるべき!」という節電対策をベスト10に絞り、皆さんにシェアしていきたいと思います。

冷蔵庫の温度設定を気にしてみる

「冬場の節電対策なのに、いきなり冷蔵庫のこと!?」と思われるかもしれませんが、中々侮ってはいけないのが冷蔵庫周りの節電対策です。
実は冷蔵庫の温度を「強」から「中」に変更するだけで、なんと年間およそ1500~2000円も 光熱費をカットできることが分かっています。
何より外気温が高く食材が傷みやすい夏場とは違い冬場は外気温が低いため、たとえ冷蔵庫の温度を「弱」または「中」に設定したとしても食材がすぐ傷んでしまうことはないと言えるでしょう。
また、冷蔵庫内に食材を入れ過ぎることも光熱費を上げる一因となってしまうため、常温でも保存できそうな食材は冷蔵庫から出しておくこともお勧めします。
ちなみに冷凍庫の場合は反対に沢山食材を詰め込んでおいた方が保冷効果は高まるため、
「常温保存は避けたい」という場合は食材を細かくカットして冷凍しておくのも良いかもしれません。

便座の温度設定を気にしてみる

現代人にとっては、もはや欠かせないと言っても過言ではない存在のウォームレット(暖房便座)ですが、これもまた光熱費が高くなってしまう要因の1つとなっています。 温水ウォシュレットと併せて使用した場合は、年間でなんと4000円近くの出費に繋がるということが分かっています。
とはいえ、「冬場の冷たい便座なんて耐えられない!」というのが本音ですよね。
そのため完全に電源をオフにするのではなく、「冷蔵庫と同様に温度設定を低めにする」「トイレの使用が済んだら蓋を閉めてなるべく熱が逃げないようにする」などの工夫をすると良いでしょう。
もしくは、防寒素材で作られた便座カバーを付けておくのもお勧めです。

暖房を使用する前にカーテンをしっかり閉める

冬の夜、窓や扉の僅かな隙間から冷たい風が吹き込んでくるとついつい暖房の温度を上げてしまいますが、極力少ない電力で快適な室温を保つためには、このような隙間風が室内に入り込まないよう事前対策を取ることが大切です。
外から来る冷気を防ぐ方法は至ってシンプルで、ずばり「カーテンをしっかり閉めること」です。
ただしレース素材などの薄手カーテン、あるいは短いカーテンでは十分に防ぎきれないため、その場合は冬が来る前に厚手かつ長めのカーテンを購入して付け替えると良いでしょう。

断熱グッズを活用する

「カーテンだけでは心許ない」という場合は、窓に貼り付ける用の断熱シートや窓のサッシ枠に貼る用の断熱テープなども併せて使用することをお勧めします。
特に断熱シートは室内の熱を逃がさないだけではなく、冬場に発生しやすい結露の予防効果もあるため、快適な室内空間を維持するのに大きく貢献してくれることでしょう。
断熱グッズは主にホームセンター等で扱われていますが、近年では100~300円ショップで購入することも可能です。
そのため「どれを買ったら良いか分からない!」という場合は、まずはお手頃価格のグッズから試してみるのが得策かもしれません。

エアコンの温度を上げる前に厚着してみる

「さっき温度上げたばっかりだけど、まだ寒いからもっとエアコンの温度上げちゃおう!」
とエアコン用のリモコンを手に取る前に、一度自分の着ている服を確認してみましょう。
家の中だからと言って、冬場にも関わらずTシャツに半ズボンといったような格好をしてはいませんか? 些細ではありますが、冬場の部屋着を見直すことも立派な節電対策の1つです。
「寒い!」と思ったら厚手のトレーナーやズボン、そして室内用靴下なども履いた上でエアコンをつけるようにしましょう。
とはいえ、あまりにも着込み過ぎてしまうとかえって体調を崩してしまう可能性もあるため注意が必要です。
最低限、簡単に着脱できる部屋着用カーディガンなどが一枚あると良いかもしれませんね。

電気毛布・コタツ・エアコンを上手に使い分ける

実はエアコンのみを使用するよりも、電気毛布やコタツなどの暖房器具とエアコンを状況に応じて使い分けた方が、いくらか光熱費を削減できることが分かっています。
その理由を説明する前に、まずは電気毛布、こたつ、エアコンにおける1時間あたりの光熱費を見てみましょう。

・電気毛布…約1~2円・コタツ…約3~5円・エアコン…約10~12円

ご覧の通り、エアコンに比べて電気毛布とコタツは非常にコストパフォーマンスが高いということが分かります。
そのため「就寝時はエアコンを点けずに電気毛布を使用する」「コタツに入ってリモートワークなどをする間はエアコンを消しておく」といったようにそれぞれを上手に使い分けると、効率的に光熱費を削減できるかもしれません。
とはいえ、万が一こたつに入ったまま居眠りしまうと下半身の方ばかり温められてしまい、結果的に体調を著しく崩してしまう危険性があります。
その点にも十分配慮しつつ、上手に各暖房器具を使い分けることが大切と言えるでしょう。

サーキュレーターとエアコンを併用する

サーキュレーターとエアコンを併用するのは何となく夏の節電対策のイメージがあるかもしれませんが、この方法は冬場でも大きな効果を発揮してくれます。
暖房時冷房時に関係なくエアコンには「空気を決まった方向にばかり送ってしまう」というデメリットがありますが、そのデメリットを補うのがサーキュレーターです。
サーキュレーターを活用すれば、一方向にのみ行きがちなエアコンから出る風を部屋中に満遍なく行き渡らせることができ、快適な室温を保つことが可能になります。

加湿器を活用する

人は湿度が高いほど体感温度も高く感じ、反対に湿度が低いほど体感温度も低く感じると言われています。
そのため気温も湿度も低い冬場は、加湿器を活用して体感温度の調節を図ることをお勧めします。
室内が適度な湿度を保っていれば寒さも感じにくくなるため、エアコンの温度を必要以上に上げずに済み、結果的に節電に繋げることができます。
また風邪の原因となるウイルスは湿度の低い環境で広がりやすいとされているため、冬場の体調を守るためにも加湿器の導入はマストだと言っても過言ではないでしょう。

眠る時は湯たんぽで暖を取る

日本に古くから伝わる湯たんぽは、その省エネ性の高さが近年改めて注目され始めています。
また、電気を使わずお湯を入れるだけで使用できる湯たんぽは肌を乾燥させる心配もなく長時間じんわりとした暖かさを保ち続けてくれるため、冷え予防や美容にも良いとされています。
就寝前に布団の中に仕込んでおけば、暖房をつけずとも快適な暖かさに包まれて眠ることができるでしょう。
さらに風呂の残り湯などを湯たんぽに入れるお湯に用いれば、水道代も節約できて一石二鳥です。

古いエアコンは買い替えを検討するのもアリ

エアコンの省エネ性能は年々上がっており、近年では湿度管理などのオプション性能がついている製品も数多くあります。
さらにメーカーごとに多少の差はあるものの、場合によってはエアコンを替えただけで30%近くの光熱費が削減できることもあるため、もし同じエアコンを10年近く使用している場合は思い切って買い替えを検討してみるのも良いかもしれません。

まとめ

今回は「冬場の節電対策」についてご紹介してきましたが、1つでも
「これなら実践できそう!」と思える対策方法はありましたでしょうか?
読者の皆様にとって、節電だけでなく冬場を快適かつ健康に乗り越えるために当記事が少しでも参考になれば幸いです。

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