太陽光発電と電気自動車は相性バツグンって本当?徹底検証してみた!

太陽光発電

太陽光発電システムは、それ単体でも様々なメリットを生み出してくれますが、電気自動車と併せて使うことによって、より高い省エネ性が実現できることをご存知でしょうか?
「あんまりピンとこないんだけど…」という方のために、今回は電気自動車の仕組みから太陽光発電システムと併用した場合のメリットや気になる点まで、徹底的にチェックしていきたいと思います。

そもそも電気自動車ってどんなもの?

電気自動車は、その名の通り電気を燃料として走行する自動車です。
一般的に普及しているガソリン車やディーゼル車が、CO2をはじめとした大気汚染物質を多少なりとも排出するのに対し、電気自動車は極めて環境負荷が少ない点が特徴です。

また、エンジンをかける際、ガソリン車であれば若干の音や振動が発生しますが、電気自動車の場合は電気を蓄えたバッテリーによって動くため、
静音性を保ちつつスムーズに走行することが可能となっています。
何より電気自動車は環境性能が高いため、購入時には国や各自治体による減税、もしくは補助金制度が適用されることになっています。

その存在自体まだまだ新しいため、「電気自動車に変えるのは結構ハードルが高いなあ…」と思ってしまいがちですが、減税や補助金制度などがあることを知ると、少し購入を考えてみても良いような気持ちになりますよね。

さて、電気自動車に関する基本的な説明はここまでにして、次は太陽光発電システムと併用した場合の具体的なメリットを学んでいきましょう。
ちなみに電気を燃料とする自動車には、電気とガスを状況に応じて使い分ける「ハイブリッド車(PHV)」と、完全に電気のみを燃料として走行する「電気自動車(EV)」の2種類がありますが、今回は後者に焦点を当てて、細かくチェックしていきたいと思います。

太陽光発電システムと一緒に使った場合のメリット

燃費が格段に安くなる!

太陽光発電システムと電気自動車を併用した場合の最大のメリットは、何と言っても「燃費の良さ」でしょう。
一般的に、ガソリン車が100km以上の距離を走行する際にかかるランニングコストは、600~800円だと言われています。
これに対し、電気自動車が同距離を走行した際にかかるランニングコストは、なんと約300円程度と言われており、その差は歴然です。
その上、太陽光発電システムで作った電気を電気自動車の燃料にすれば、さらに燃費を抑えることが可能になります。

電気自動車が蓄電池代わりになる!

太陽光発電で作った電力を使い切れずに余らせてしまった場合は、電力会社に売電するか、もしくは蓄電池に貯めておくという2つの対応策があります。
とはいえ、売電価格が年々低下の一途を辿っている近年においては、後者を選ぶ家庭の方が圧倒的に増えているのが現状です。

蓄電池があれば日中に発電した余剰電力を貯めておき、その分を夜間に使うことができますし、急な自然災害に見舞われた場合には、蓄電池を非常用電力供給源として活用することもできます。
これらのことから、売電するよりも蓄電池を導入した方が、長期的なメリットははるかに多いということが分かるでしょう。

そしてこの便利な蓄電池の機能は、実は電気自動車にも搭載されています。
さらに、ただ搭載されているだけではなく、一般的な家庭用蓄電池の容量が10kW前後なのに対し、電気自動車のバッテリーには40kWほどの大容量を誇るものが多くあります。
自動車を単なる移動手段としてだけではなく、いざという時の電力供給源としても活用できるのは、なかなか嬉しいポイントだと言えるでしょう。

環境負荷をさらに減らせる!

現在、国内電力会社の約8割が主な発電方法として用いている火力発電は、発電時に少なからずCO2を発生させる点が懸念されています。
それにも関わらず、環境負荷の少なさが特徴である電気自動車の燃料を火力発電で作られた電気にしてしまうのは、いささか本末転倒な気がしますよね。

その点、再生可能エネルギーである太陽光発電によって作られた電気を燃料にすれば、最大限環境に配慮した上で、クリーンなカーライフを楽しむことができるでしょう。

これってホント?気になるポイントもしっかり確認しよう

初期費用が高額って聞いたけどホント?

電気自動車を購入するためには車両本体だけではなく、車両に電気を充電するための機器も必要になります。
そのため、「太陽光発電システムと併せて導入なんてしたら、初期費用がバカにならない!」というイメージを抱いてしまう方も少なくありません。

しかし、第1章でも述べたように電気自動車の購入には、国や各自治体が定めた補助金制度が適用される場合がほとんどです。
車種や地域によって金額は若干異なりますが、もし国と自治体の両方から補助金が支給された場合には、本来の価格から80~100万円ほど安くなった価格で、電気自動車を購入できる可能性もあります。

また、2020年現在流通している電気自動車は、2010年からほとんど価格を変えないまま、飛躍的な性能の進化を遂げることに成功しています。
さらに第2章で述べたランニングコストのことも含めて考えれば、初期費用はそれほど高くないということが分かるでしょう。

ちなみに補助金を受けるためには、車両の購入後「次世代自動車振興センター」に申請を行う必要があります。
「電気自動車を購入するかどうか検討中」という方は、車両購入後の申請漏れを防ぐためにも、
お住いの自治体が交付している補助金額を知るためにも、事前に一度問い合わせてみると良いかもしれません。

電力を沢山消費するってホント?

自動車を使う頻度にもよりますが、通勤やお子様の送り迎えなどで運転する機会が多い場合には、当然ですが多くの電力を消費することになります。
そのため、中には「ガソリン車よりも、電気自動車の燃料消費の方が早い気がする…」と感じる方もいるかもしれません。
実際、電気自動車の燃料消費スピードはガソリン車よりも早いため、エネルギー源を電力会社からの電力供給だけに頼っている家庭の場合は、
電気自動車の使用によって家計に若干の痛手を負う可能性もあります。

しかし、太陽光発電システムを設置している家庭であれば、生活の中で使い切れなかった余剰電力を電気自動車の燃料にできるため、家計にマイナスな影響が出てくる可能性はかなり低いと言えるでしょう。
むしろ再三に渡って述べてきたように、太陽光発電システムと電気自動車の併用は、長期的に見ればあらゆるコストを大幅に削減することに繋がります。

それでも費用面がどうしても気にかかる…という場合は、電気自動車を扱っているメーカーに問い合わせ、費用シミュレーションを出してもらうと良いかもしれません。
近年では、公式サイトで簡易シミュレーションを行えるメーカーも増えているので、気軽に一度試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

電気自動車は「高い省エネ性と機能性を兼ね備えた革新的な車」だということや、太陽光発電システムと併用することで、そのポテンシャルをさらに発揮できるということが分かりました。
太陽光発電システム、または電気自動車の購入を考えている方、もしくは両方の導入を考えている方にとって、当記事が少しでも参考になれば幸いです。

そして太陽光発電システムを扱う当社としても、「クリーンで快適なカーライフを実現したい!」と思っている方を後押しするためにできることは一体何なのか、これからも考え続けていきたいと思います。

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