あの人も!?環境問題に取り組むスターや著名人を調査!

環境問題

テレビなどを見ていると、時々「アメリカの有名俳優〇〇が環境保全団体に多額の寄付!」「国内の人気歌手〇〇が環境問題をテーマにした楽曲を発表!」などといったニュースが取り扱われていることがありますよね。
そういったニュースを見ると、環境問題は国を越えた共通の課題だということに気づくと同時に、スターや著名人の多くがこの問題を解決するための活動に取り組んでいることが分かります。

もちろん、知名度の高い彼ら彼女らだからこそできることもありますが、その活動内容を少しでも知ることで、私たち一人一人にもできる取り組みのヒントを見つけられるかもしれません。
そこで今回は、現在または過去に積極的に環境問題に取り組んだスターや著名人をチェックしていきたいと思います。

レオナルド・ディカプリオ

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レオナルド・ディカプリオは、「最も真摯に地球環境問題に挑み続けているハリウッドセレブ」と言っても過言ではありません。
2016年の国連総会に出席した彼はスピーチの中で、「自分は自然とは無縁のロサンゼルス中心部で生まれ育ったが、幼少時代によく通った自然史博物館で学んだ絶滅動物や生態系の崩壊にショックを受け、それがきっかけで環境問題に向き合おうと思った」と語っています。

その言葉通り、彼は1998年に当時24歳にして「レオナルド・ディカプリオ財団」を設立し、再生可能エネルギーの普及や環境保護などを目指す世界中のプロジェクトに、総額1億ドル(日本円では約110億円)以上の寄付を行ってきました。
その寄付先は、なんと200以上にもなると言われています。

また、レオナルド・ディカプリオは度々自らがプロデューサーや製作総指揮となり、様々な環境問題を題材としたドキュメンタリー映画を製作することでも知られています。
2016年には、深刻な気候変動に直面した国の人々や科学者、そして時の政治家にレオ本人が直接インタビューを行った『地球が壊れる前に』が公開され、同年のハリウッド映画賞でドキュメンタリー映画賞を受賞しました。

ナタリー・ポートマン

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『レオン』のマチルダ役や『スター・ウォーズ』のパドメ・アミダラ役で知られるナタリー・ポートマンですが、彼女も環境問題への取り組みに積極的な姿勢を示しているハリウッドセレブの一人です。
8歳頃から菜食主義を貫いているナタリーですが、9歳の頃リサイクルの重要性を軽快なダンスとともに歌い上げる『World Patrol Kids』というキッズグループに参加した経験から、環境保護にも強い関心を持つようになったのではと言われています。

特にアメリカで主流となっている工場式農業経営には強く反対しており、その危険性や地球環境に与える影響を広めるべく、彼女もまた自らドキュメンタリー映画のプロデュースに挑戦しています。
そうして完成した映画『Eating Animals』(原作は同名のベストセラー本)は、2017年にEnvironmental Media Awards(環境問題を提唱した良質なテレビ番組、または映画に授与される賞)を受賞しています。

エマ・ワトソン

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『ハリーポッター』のハーマイオニー役や『美女と野獣』のベル役でお馴染みのエマ・ワトソンは、フェミニズム活動家としても知られています。
その影響力や功績が讃えられ、国連の親善大使やG7の諮問委員会のメンバーとしても活躍する彼女ですが、彼女が積極的に取り組んでいるのはフェミニズム運動だけではありません。

ジェンダーフリーや動物愛護を訴えるとともに、環境問題にも強い関心を示しているエマは、かねてよりハイセンスな「サスティナブルファッション(※)」を身に纏った姿を公開し、度々注目を集めています。

そして2020年の6月には、グッチやサンローランなどの高級ブランドを傘下とするケリング社の取締役兼サステナビリティ委員会の会長に、エマ・ワトソンが就任したというニュースが報道されました。
今後は女優やフェミニズム活動家としてだけではなく、大企業役員としてのエマ・ワトソンの姿が見られる機会も増えると思うと、楽しみですね。

※サスティナブルファッション…環境、社会、経済に対する負荷を極力減らし、その上で生産から消費までが行われる衣類品のこと。

マット・デイモン

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俳優、映画監督、脚本家、起業家など様々な顔を持つマット・デイモンは、慈善活動家として貧困問題や環境問題に取り組んでいることでも知られています。
『ランニング・ザ・サハラ』というドキュメンタリー作品のナレーションを務めた彼は、「汚染された水により多くの子どもたちが命を落としている」という現実を知り、大きなショックを受けたそうです。
その経験から、彼は地球環境を改善するための活動に重きを置くようになりました。

2006年には水不足が深刻な国や地域に清潔な水を届けるための『H2Oアフリカ財団』を設立し、2009年には良質な水と衛生管理システムを世界中に届けるためのNPO法人『Water.org』を設立しています。
さらに2017年には、ビール会社であるステラ・アルトワ社とWater.orgが提携し、世界的な水に関する問題を解決、支援するためのキャンペーンも行っています。

2017年時点においてWater.orgは、エチオピアやハイチなどに暮らす300万人以上に安全な水を届けることに成功しています。
しかしその一方で、世界ではまだ10億人以上もの人びとが汚染された水に苦しんでいるとも言われています。
これに対しマット・デイモンはインタビューにて、「まだ目標の達成は十分ではないから、これからも意欲的に問題解決に取り組んでいきたい」と語っています。

オノ・ヨーコ

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オノ・ヨーコは、今は亡きジョン・レノンの妻であると同時に芸術家兼ミュージシャンとしても有名ですが、彼女を語る上で最も外せないのは「平和活動家」としての一面ではないでしょうか。
その活動の幅は広く、彼女は長年飢餓問題から地球環境問題にまで積極的に取り組んできました。

活動の一環として1990年には、オノ・ヨーコ提唱の下『GREENING OF THE WORLD」という地球環境問題を考えていくイベントが東京ドームにて開催されました。
このイベントには錚々たる顔ぶれが出演し、海外からはマイルス・デイビスやショーン・レノンら、国内からは忌野清志郎、細野晴臣、高橋幸宏、内田裕也らが参加したことで話題になりました。

他にも当時人気絶頂中だった多くのスターが集結し、全員がステージの上で熱唱した「パワー・トゥ・ザ・ピープル」は、今でも伝説として語り継がれています。
また、2011年に六本木の森美術館で開かれたトークイベントでは、オノ・ヨーコ自ら「再生可能エネルギーのさらなる普及」と「脱原発」の重要性を熱く語りました。

坂本龍一

画像出典:Shutterstock

電子音楽グループ『YMO』のメンバーであり、一人の音楽家としても長年第一線で活躍している坂本龍一もまた、環境問題に積極的に取り組んでいます。
とあるインタビューで「90年代にはCDのパッケージをエコフレンドリーなものに変えた」と語っていることからも、かなり前から環境への配慮を意識していたことが伺えます。
2003年には同じく音楽家である小林武史、Mr.Childrenの櫻井和寿と3人で資金を拠出し、「持続可能な社会を目指す環境保全プロジェクト」として『ap bank』を設立しました。

また2007年には、森林の保全活動を目的とした非営利団体『more trees』も立ち上げています。

そして坂本氏は「反原発」を表明していることでも知られており、2011年に東日本大震災が発生した際には、被災地にも度々訪問しています。
2012年に代々木公園にて行われた「さよなら原発10万人集会」では、脱原発を呼びかけるスピーチも行っています。

まとめ

「環境問題に取り組むスターや著名人」というテーマのもと、代表的な6人をご紹介してきましたが、他にも国内外問わず取り組んでいる有名人は数多くいます。

様々な人の活動内容を知ることは、今世界で起きている環境問題を知ることにも繋がるので、興味がある方は他にどんな人が取り組んでいるのか調べてみるのも良いかもしれません。
もしかしたら大好きな俳優やミュージシャンが、積極的に関わっているかもしれませんよ。

当社も彼らの活動への姿勢から、改めて「環境問題にどう取り組んでいくか」という点を学び、会社の成長に活かしていきたいと思います。

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