【三菱のエラーコード一覧】

太陽光発電

パワーコンディショナは、太陽電池アレイで発電した直流電力を交流電力に変換します。

本体下部のネジ(2か所)をコインなどで使ってゆるめてスイッチカバーを手前にずらして外すと、運転スイッチを「自立」「停止」「連系」に切換えることができます。

パワーコンディショナの表示部には運転状態やエラー状態が表示されます。
日射の少ない時や夜間は、パワーコンディショナの電源が切れるため、表示はすべて消灯します。

「- – – -」「C 〇〇」「J〇〇」「oFF」「U-〇〇」「Ξ 〇〇」「ΞP 〇〇」という表示の場合

パワーコンディショナが通常通りに動作しない場合、エラーランプ点灯や表示部にはエラーメッセージが表示されますが、「—-」「C-〇〇」「oFF」「J〇〇」「U-〇〇」「Ξ 〇〇」「ΞP 5.5」の表示が出ているときは故障や製品異常ではありません。それぞれの対処法を参考にしてください。

– – – –

◆エラー内容(確認内容)
自立運転中はピッピッというブザー音が鳴りますが故障や製品異常ではありません。
運転スイッチが「停止」または「自立」になっている状態です。

◇対処法
本体下部のネジ(2か所)をコインなどで使ってゆるめてスイッチカバーを手前にずらして外し、運転切換スイッチを「連系」にします。

C 〇〇(〇は数字)

◆エラー内容(確認内容)
故障や製品異常ではありません。停電の可能性があります。
数字は発電開始までの秒数を表しています。

◇対処法
停電が復帰し、表示されている秒数後に自動的に発電を開始します。(最大5分後)

JE-15R

◆エラー内容(確認内容)
使用できる電流(15A)を超えたことによる運転停止です。
日射が少ないため発電を停止しているか自立運転出力用コンセントにつないだ電気製品を動かすだけの電力が発電されていません。

◇対処法
本体下部のネジ(2か所)をコインなどで使ってゆるめてスイッチカバーを手前にずらして外し、運転切換スイッチをいちど「停止」にし、消費電力が少ない製品に換えて再度「自立」にしてください。

JE-H

エラー内容(確認内容)
自立運転出力コンセントにつないだ電気製品は運転開始時の電流が大きいため使用できません。

対処法
本体下部のネジ(2か所)をコインなどで使ってゆるめてスイッチカバーを手前にずらして外し、運転切換スイッチをいちど「停止」にし、別の製品に換えて再度「自立」にしてください。

J-JU

エラー内容(確認内容)
自立運転中はピッピッというブザー音が鳴ります。
運転スイッチが「停止」または「自立」になっている状態です。

対処法
本体下部のネジ(2か所)をコインなどで使ってゆるめてスイッチカバーを手前にずらして外し、運転切換スイッチを「連系」にします。
自立運転中にブザーが鳴るのは故障や製品異常ではありません。

J-Lo

エラー内容(確認内容)
自立運転中はピッピッというブザー音が鳴りますが故障や製品異常ではありません。
日射が少ないため発電を停止しているか自立運転出力用コンセントにつないだ電気製品を動かすだけの電力が発電されていません。

対処法
日射が回復し安定するまで待つか消費電力の少ない製品に換えてください。

J-50

エラー内容(確認内容)
50Hz地域の場合の周波数を表示しています。また、自立運転の工事出荷時の設定は50Hzです。
自立運転中はピッピッというブザー音が鳴ります。

対処法
自立運転中にブザーが鳴るのは故障や製品異常ではありません。
いちど連系運転するとその地域の周波数に設定されます。連系運転してから自立運転をします。

J-60

エラー内容(確認内容)
60Hz地域の場合の周波数を表示しています。
自立運転中はピッピッというブザー音が鳴ります。

対処法
自立運転中にブザーが鳴るのは故障や製品異常ではありません。
違った周波数が出る場合は、いちど連系運転するとその地域の周波数に設定されます。連系運転してから自立運転をします。

oFF

エラー内容(確認内容)
リモコンなど外部通信による「停止」コマンドを受信したことによるもので、故障や製品異常ではありません。

対処法
運転切換スイッチを「停止」にした後、「連系」に切り換えると運転を再開します。また、リモコンなど外部通信により「連系運転」を設定した場合も運転を再開します。

U-1

エラー内容(確認内容)
停電中、分電盤の太陽光発電用ブレーカが「OFF」になった可能性があります。故障や製品異常ではありません。

◇対処法
停電が復旧または太陽光発電用ブレーカを「ON」にすれば提示されている数字(時間=秒)後、自動的に発電を開始します。(最大約5分後)

U-2

エラー内容(確認内容)
パワーコンディショナ内部温度(または周囲温度)が運転範囲外になっているため、出力制御状態または運転停止状態になっています。
故障や製品異常ではありません。

対処法
温度が運転範囲内になると通常運転に戻ります。

U-3

エラー内容(確認内容)
電圧上昇抑圧機能が動作しました。商用電源電圧が電力会社の設定した電圧値を超えたため、パワーコンディショナの出力を抑制しています。
故障や製品異常ではありません。

対処法
電圧が正常な値まで下がると、出力抑制を解除し通常運転に戻ります。抑制が頻繁に発生する場合は、相談窓口にご連絡ください。

U-4

エラー内容(確認内容)
故障や製品異常ではありません。
自立運転出力用コンセントにつないだ電気製品は、運転開始時の電流が大きいため使用できません。

対処法
運転切換スイッチを「停止」にし、別の製品に換えて再度「自立」にしてください。

U-5

エラー内容(確認内容)
故障や製品異常ではありません。
使用できる電流(15A)を超えたことによる運転停止です。

対処法
運転切換スイッチを「停止」にし、消費電力が少ない製品に換えて再度「自立」にしてください。

U-6

エラー内容(確認内容)
パワーコンディショナ内部温度(または周囲温度)が運転範囲外になっているため、出力制御状態または運転停止状態になっています。故障や製品異常ではありません。

対処法
温度が運転範囲内になると通常運転に戻ります。

U-7

エラー内容(確認内容)
電力会社からの要求に基づいてパワーコンディショナの出力を制御しています。(出力制御機能)
故障や製品異常ではありません。

対処法
電力会社からの出力制御要求が解除されると、通常運転に戻ります。

Ξ 〇〇(〇は数字) または ΞP 5.5

エラー内容(確認内容)
左端の記号が「Ξ」 →「=」→「-」→ (表示なし)→「Ξ」と変化して「Ξ 〇〇」または「ΞP 5.5」の表示が出るのは故障や製品異常ではありません。
商用電源電圧が高い場合や本体周囲温度が高い場合または電力会社からの要求に基づき、パワーコンディショナの出力を制御しています。(出力制御機能)

対処法
商用電源電圧または本体周囲温度が運転範囲まで下がるか、電力会社からの出力制御要求が解除されると出力制御を解除し、通常運転に戻ります。

「E-〇〇」または「F-〇〇」という表示の場合

「E-〇〇」または「F-〇〇」が表示されるときは、製品の故障や異常が考えられます。
対処しても改善されなかった場合はエラーコードを控えてパワーコンディショナの運転切換スイッチを「停止」にし、分電盤の太陽光発電用ブレーカを「OFF」にして、相談窓口・修理相談窓口に連絡します。

E-〇〇(〇は数字)

エラー内容(確認内容)
製品の故障や異常の可能性があり、ブザー音とともにエラーランプが点滅します。数字部分は機器の異常内容により変化します。
エラー表示例)E-09:パワーコンディショナの周囲温度が異常に高いかまたはパワーコンディショナ通気口にほこりが付着しています。(屋外設置型)

対処法
表示されたエラーコードを控えて、パワーコンディショナの運転切換スイッチを一旦「停止」にしてから再度「連系」にします。異常ランプが消灯し、正常運転が確認できた場合はそのまま使用できます。異常表示が継続する場合は相談窓口・修理窓口にご連絡ください。

F-2

エラー内容(確認内容)
太陽電池モジュールや商用電源の異常などにより運転停止状態となっています。

対処法
パワーコンディショナの運転切換スイッチを「停止」にし、太陽電池発電用ブレーカを「OFF」にして表示されているエラーコードを控えて相談窓口・修理窓口にご連絡ください。

F-3

エラー内容(確認内容)
太陽電池モジュールや商用電源の異常などにより運転停止状態となっています。

対処法
パワーコンディショナの運転切換スイッチを「停止」にし、太陽電池発電用ブレーカを「OFF」にして表示されているエラーコードを控えて相談窓口・修理窓口にご連絡ください。

F-4

エラー内容(確認内容)
太陽電池モジュールや商用電源の異常などにより運転停止状態となっています。

対処法
パワーコンディショナの運転切換スイッチを「停止」にし、太陽電池発電用ブレーカを「OFF」にして表示されているエラーコードを控えて相談窓口・修理窓口にご連絡ください。

F-5

エラー内容(確認内容)
太陽電池モジュールや商用電源の異常などにより運転停止状態となっています。

対処法
パワーコンディショナの運転切換スイッチを「停止」にし、太陽電池発電用ブレーカを「OFF」にして表示されているエラーコードを控えて相談窓口・修理窓口にご連絡ください。

F-7

エラー内容(確認内容)
太陽電池モジュールや商用電源の異常などにより運転停止状態となっています。

対処法
パワーコンディショナの運転切換スイッチを「停止」にし、太陽電池発電用ブレーカを「OFF」にして表示されているエラーコードを控えて相談窓口・修理窓口にご連絡ください。

F-8

エラー内容(確認内容)
太陽電池モジュールや商用電源の異常などにより運転停止状態となっています。

対処法
パワーコンディショナの運転切換スイッチを「停止」にし、太陽電池発電用ブレーカを「OFF」にして表示されているエラーコードを控えて相談窓口・修理窓口にご連絡ください。

※参照
(屋外・屋内設置兼用型)
https://dl.mitsubishielectric.co.jp/dl/ldg/wink/ssl/wink_doc/m_contents/wink/FAN_IB/1902871b339a10_ib.pdf
(屋内設置専用型)
https://dl.mitsubishielectric.co.jp/dl/ldg/wink/ssl/wink_doc/m_contents/wink/FAN_IB/1902871b335a10_ib.pdf
(屋外設置型)
https://dl.mitsubishielectric.co.jp/dl/ldg/wink/ssl/wink_doc/m_contents/wink/FAN_IB/1302875he9303_ib.pdf

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