屋根に合ったメーカー選び
たくさんある中から、どのメーカーにすれば良いか分からないという声をよく耳にします。同じように見える屋根でも、ちょっとした形状の違いや周辺環境によっても最適なものは違ってきます。メーカー選びで重要な価格・発電量・形状の3つのポイントをおさえてご案内いたします。メーカー毎の特徴と最適な屋根・土地などをお分かりになられた上でご検討ください。
小さめの屋根でも多く発電させたい!
小さめの屋根の場合には、屋根に設置するパネルの枚数に限りが有りますので、発電効率の高いメーカーを選ぶ必要があります。発電効率の高いメーカーなら必要なパネルの設置枚数を減らすことができ、屋根への負荷を軽減することができます。




東芝太陽光発電システムの例
面積あたりの発電量が多い東芝のモジュールですと、目標とする発電量を得るために必要なモジュールの枚数が少なくてすむため、コンパクトに設置でき、そのうえ軽量です。
面積あたりの発電量が多い東芝のモジュールですと、目標とする発電量を得るために必要なモジュールの枚数が少なくてすむため、コンパクトに設置でき、そのうえ軽量です。

屋根が大きく、効率についてはこだわらない!
屋根が大きくて、たくさんのパネルを設置できる場合は、効率の良い単結晶パネルよりも、安価な多結晶パネルをたくさん設置するほうが、同じ発電量を低価格になるのでお得になります。





単結晶と多結晶の違い
- 【単結晶】
- 太陽電池としての歴史がある。
- 比較的変換効率が高い。
- 製造の時にコストがかかる。
- 1つの結晶できているため、見た目が美しい。
- 製造時にコストがかかるため、多結晶に比べると価格が高め。
- 【多結晶】
- 単結晶の製造コストを軽減するために作られたパネル。
- 単結晶の発電効率よりも劣る。
- 小さな結晶が集まってできているため、見た目がまだら模様。
- 単結晶よりも安価。
効率の良い単結晶希望!でも価格は抑えたい!
単結晶パネルは発電効率は高いのですが、製造コストが掛かるので高価になってしまいます。最近では、大量生産によってコストを抑え、価格の下がってきているパネルも出てきています。




家の外観の美しさにこだわりたい!
パネルは四角形が基本的な形ですが、日本でよく見かける寄棟(よせむね)屋根だと、無駄なスペースができて有効に使えない場合もよくあります。しかし、メーカーによって三角形や、台形のパネルを組み合わせた配置ができるので、スペースの有効活用ができ家の外観の美しさも損なわずに設置できます。





寄棟屋根の台形や三角形の屋根形状に合わせ、様々な形やサイズのパネルを組み合わせて寄棟屋根の形に合った設置ができます。

とにかく効率の良いパネルにしたい!
1枚のパネルが発電することのできる最大出力を表す公称最大出力と呼ばれるものがあります。
この公称最大出力の数字が大きいほど効率よく発電できるということになります。
※公称最大出力はあくまでも最大出力であり、定められた条件下での発電量となります。
この公称最大出力の数字が大きいほど効率よく発電できるということになります。
※公称最大出力はあくまでも最大出力であり、定められた条件下での発電量となります。




長期保証で安心して使用したい!
太陽光発電システムには、太陽光パネルの出力・システム全体・システム周辺機器などに適応されるメーカーの保証があります。その中で出力保証は、ほとんどは10年ですが、中には20年や25年といった長期保証のメーカーもあります。







各メーカの保証の年数の目安
パネル | 周辺機器 | |
---|---|---|
Canadian solar | 25年 | 10年 |
SOLAR FRONTIER | 20年 | 10年 |
MITSUBISHI | 25年 / 20年 | 10年 |
PhonoSolar | 25年 / 12年 | 10年 |
QCELLS | 25年 | 10年 |
Panasonic | 25年 | 15年 |